StudyCase 20001

Block 11_11, Lat min 38.00, Lon min 142.50

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震央マップ

11_11, Lat min 38.00, Lon min 142.50 震央マップ

震央マップ

3D マップ

11_11 3D マップ

11_11 3D マップ

周辺の地形状況 ブロックを 6×4 メッシュに区切ったもの

牡鹿半島東北東沖、仙台平野のほぼ東沖合に位置し、陸地と日本海溝との中間にあたるメッシュエリアで、ERI-L3 クラスの東北地方太平洋沖地震の震央を含む。

1919–2025年の地震件数は196件と少なく、最大地震エネルギー以外は ERI-M3 クラスの地震以下となっており、同規模のものは1962年と2011年の2件となっている。


three.3d グラフ

11_11, Lat min 38.0, Lon min 142.5 three.3d グラフ

three.3d グラフ

3D グラフ

11_11, Lat min 38.00, Lon min 142.50 3D グラフ

3D グラフ

緩やかなプレートの沈み込みに沿って震源が分布する一方、浅部では散発的な地震が見られ、構造的な分離も示唆される。

ERI-L3 クラス震源の周囲に他の震源が少し距離を置いて取り囲むように分布しており、応力の集中が明らかにあったことが想定される。


ET グラフ

11_11, Lat min 38.00, Lon min 142.50 1919-2025 ET グラフ

1919-2025 ET グラフ

時系列散布図

11_11, Lat min 38.00, Lon min 142.50 緯度・時系列散布図

緯度・時系列散布図

11_11, Lat min 38.00, Lon min 142.50 経度・時系列散布図

経度・時系列散布図

東北地方太平洋沖地震の発生日に明らかな集中が見られるものの、間隔はあるものの2003年以降、間を置いて2008年以降に発生が密になっている。

2011-03-11 当日を余震が多数起きているものの、最大は ERI-M3 クラスとなっている。その後の発生傾向は地震発生直前と変わらず、ERI-S2 クラスの地震だけとなっている。


震央マップ

最大エネルギー地震発生後の時間経過ごとの震央マップ

震央マップ

最大エネルギー地震(ERI-L3)発生後、ERI-L2 の2件と L1の3件が1時間以内に発生し、残りの L1(計7件)も3時間以内に3件、24時間以内に1件が発生した。

直接的な影響と考えられる大地震(ERI-L1以上)は1時間以内にほぼ出揃い、以降に大地震の発生は確認されず、エネルギー放出のピークはごく短時間に集中していたと推定される。

震央分布は主に日本海溝沿いの海域に集中し、24時間の範囲で岩手県宮古沖〜千葉県九十九里浜沖に密集域を形成、散発的に久慈沖・犬吠埼沖・新潟東方にも波及が見られる。


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