StudyCase 10015

Block 9_10, Lat min 35.50, Lon min 140.00

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震央マップ

9_10, Lat min 35.50, Lon min 140.00 震央マップ

震央マップ

3D マップ

9_10 3D マップ

9_10 3D マップ

周辺の地形状況 ブロックを 6×4 メッシュに区切ったもの

千葉県東京湾沿岸から九十九里浜にかけてのメッシュで、震央分布は東京湾側に密集し、東方の九十九里浜側では発震が疎らとなっている。


three.3d グラフ

9_10, Lat min 35.5, Lon min 140.0 three.3d グラフ

three.3d グラフ

3D グラフ

9_10, Lat min 35.50, Lon min 140.00 3D グラフ

3D グラフ

東京湾側では 50〜80km の浅部〜浅深部に震源が集中し、それ以外では震源が広範囲に分布する傾向が見られる。

九十九里浜側では 0〜80km の浅部〜浅深部にかけて広く分布しており、80kmを超える浅深部〜深部の震源は全体としてほとんど見られない。


ET グラフ

9_10, Lat min 35.50, Lon min 140.00 1919-2025 ET グラフ

1919-2025 ET グラフ

時系列散布図

9_10, Lat min 35.50, Lon min 140.00 緯度・時系列散布図

緯度・時系列散布図

9_10, Lat min 35.50, Lon min 140.00 経度・時系列散布図

経度・時系列散布図

1919–2025 を通して高頻度に地震が発生しており、最大エネルギーは 1956-09-30 の 1.78e14J(M3・深さ81km)、M2 クラスでは 1928-05-21 の 1.26e14J(71km)といずれも下総台地内の浅深部地震が確認される。

いずれの地震も震度4〜5の揺れを観測しており、直下型ではなくても浅深部からの中規模地震が強い揺れをもたらす可能性を示唆している。

1923年関東地震の余震群とみられる震央が、時系列グラフの初期(左端)に並んでいる。

1919–2025 の全期間では、初期には分散していた震央が、時間経過に伴って限られた範囲へと収束していく傾向が見られる。この傾向は、震源域が地殻構造的に限定されてきたことや、プレート境界性の変化・集中を反映している可能性がある。


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