StudyCase 10004
震央マップ
3D マップ
11_10 3D マップ
周辺の地形状況 ブロックを 6×4 メッシュに区切ったもの
福島県沖(浪江町〜南相馬沖)の海域メッシュで、11_10 ブロック南東端に位置。
地震は全体に散在しているが、北西側にやや集中傾向が見られる。
three.3d グラフ
3D グラフ
11_10, Lat min 37.50, Lon min 141.50 3D グラフ
震源分布は日本海溝からのプレート沈み込みに沿って明瞭に並び、明確な傾斜構造が確認できる。
地震は主に10〜70kmの浅部に集中し、海溝側が浅く陸側が深い典型的な沈み込み型の分布を示す。
ET グラフ
時系列散布図
11_10, Lat min 37.50, Lon min 141.50 緯度・時系列散布図
11_10, Lat min 37.50, Lon min 141.50 経度・時系列散布図
1919〜2025年の時系列では、2011年以前にも地震は多いが、3.11以降は明らかに高密度で発生しており、特に2021年・2022年に極大がある。
最大エネルギー地震は2022年3月16日の7.94e15J(ERI-L1)、その約1年前の2021年2月13日にも5.62e15Jの同規模地震が発生。
ただし、最大エネルギー地震が必ずしも広範囲かつ多数の随伴震・後発震を伴うとは限らず、地震の集中度は別のメカニズムに左右されている可能性がある。