12_11 3D マップ
周辺の地形状況 ブロックを 6×4 メッシュに区切ったもの
岩手県久慈市から野田村沖にあたり、海岸沿いの水深変化が明瞭なエリアである。
震源の分布は深浅境界に沿って変化しつつ、沖合中央東部に集中する強い震源帯が存在する。
12_11, Lat min 40.00, Lon min 142.00 3D グラフ
海底に近い最浅部では震源は少なく、海溝側では浅部から浅深部へ潜り込む帯状の震源分布が見られる。
海溝側東部中央では 15〜50km の浅部に震源が広く集中し、それ以外の領域は全体として疎な分布となっている。
12_11, Lat min 40.00, Lon min 142.00 緯度・時系列散布図
12_11, Lat min 40.00, Lon min 142.00 経度・時系列散布図
最大エネルギー地震は 1995-01-07 に発生した 3.98e15J(ERI-L1)で、その他は ERI-M2 クラス以下の地震が主である。
M2 クラスが主震となる群発活動が周期的に発生しており、東北地方太平洋沖地震の影響と見られる活動集中は認められない。
1919–2025年を通しては、経度 142.3〜142.4E 付近を中心に継続的な地震活動が集中しており、活動の偏りが明瞭である。