9_10 3D マップ
周辺の地形状況 ブロックを 6×4 メッシュに区切ったもの
利根川河口を境に、東は鹿島灘とその沖合、西は利根川下流域を含むメッシュエリア。
震央は利根川河口沖と鹿島灘の水深が深くなる手前領域と、西側の内陸部の利根川下流沿岸に集中している。
9_10, Lat min 35.75, Lon min 140.50 3D グラフ
震源は7〜60kmの浅部に集中しており、最浅部(〜5km)にはほとんど見られない。
特に南東部の浅い沈み込み域(7〜20km)や、東側中央のやや深部(30〜55km)、西側中央の20〜40kmに明瞭な集積がある。
全体としては60km付近を最深としたU字型の分布を示しつつ、120km付近までの浅深部にも散発的な震源が見られる。
9_10, Lat min 35.75, Lon min 140.50 緯度・時系列散布図
9_10, Lat min 35.75, Lon min 140.50 経度・時系列散布図
最大エネルギー地震は 2011-03-16 の 8.91e13J(ERI-M2)で、東北地方太平洋沖地震の影響と考えられる。
1919〜1973年には同規模の地震が一定間隔で発生していたが、その後2011年まで約40年の空白があり、以降も再発していない
地震集中は3回程度見られるが、メッシュ内の大きな地震とは想定出来ない。また、震央の顕著な集中は2011年以降の南東部に限られている。