15_13 3D マップ
周辺の地形状況 ブロックを 6×4 メッシュに区切ったもの
千島列島色丹島東北東沖、千島海溝への陸側斜面海域。
中央に密度の高い震央が北東〜南西方向の帯状に分布し、東側(海溝側)は地震が少ない。
15_13, Lat min 43.50, Lon min 147.50 3D グラフ
震源の多くは海底近くの極浅部に集中し、プレート沈み込みに伴う深発地震はほとんど見られない。
北東〜南西方向にかけて浅部震源が西側に偏って分布し、南西へ向かって広がりを見せている。
15_13, Lat min 43.50, Lon min 147.50 緯度・時系列散布図
15_13, Lat min 43.50, Lon min 147.50 経度・時系列散布図
最大エネルギー地震は、1994-10-09に ERI-L1 クラス(5.62e+15J)が発生しているが、この地震は同時期に発生している群発地震後のものである。
群発地震の原因となっているのは、同年10月4日に起きた南側隣接メッシュ(14_13, Lat min 43.25, Lon min 147.50)の超巨大地震と考えられる。
1960年代後半に一時的な活動増加後、1980年代から再び活発化。1993〜1994年には頻度が急上昇し高頻度を維持したが、2020年以降は1980年代水準に落ち着いている。
緯度・経度分布では1994年前後に南西側へ集中する傾向が見られ、その後はやや分散。大規模地震後の局所的な応答が読み取れるメッシュである。